人生には様々な出会いがあります
私が彼女に出会ったのも、そんな数ある出会いの中の一つです。
でも、大切な出会いの一つです。
中学校に入ってすぐの頃でした。
彼女と私は氏名の「氏」の部分があいうえお順で近かったので
前後の席になりました。
彼女は前の席、私は後ろの席。
クラスだよりなどを配る時に
前から順に自分の分を取って後ろに回すという時くらいしか
顔を合わせないような間柄がしばらく続きました。
その当時の印象としては
「愛想のない人だな〜・・」と
思っていたものです。
それが、ある日のことでした。
ふとした会話がきっかけで、
彼女の好きな本と私の好きな本が一緒だったことが
わかったのです。
正確には、好きな作者が一緒でした。
それからはしばらく
彼女と私との間では
その会話でもちきりになりました。
彼女も私も、その作者に関する本はほとんど読んでいたので
会話が尽きることなく、
授業の合間、別の教室に移動する授業までの間が
それは楽しい時間となりました。